『A.M. Yoga for Beginners』
「朝は貴重な時間帯です」――『A.M. Yoga for Beginners』のナレーターはそう語る。「太陽が昇って沈むように、我々の自然なリズムにも浮き沈みがあります。午前中は肉体を開放し、気持ちを集中させる絶好の時間帯なのです」。本作は、物腰柔らかな指導員ロドニー・イーをフィーチャーした20分間のヨガ実践ビデオ。肉体を活性化し、心を鎮めて1日をスタートさせるには最高の1本だ。ロケ地は朝日の差し込むマウイ島の海辺。まずは4分間の「Conscious Relaxation(意識的リラクゼーション)」で呼吸法を取り上げ、それに続いて、リラックスと活力を同時にもたらす一連のヨガのポーズを14分間にわたり紹介。イーの指導は丁寧で好感が持てる。撮影も見事で、イーが砂浜でヨガのポーズを披露しているときに、波が押し寄せてくる様子が美しい。ヨガの実践は、筋肉を優しく呼び覚まし、引き伸ばす。その結果、バランスと集中を得られるのだ。イーいわく、「ヨガは1日の基盤です。朝に数分間実践すれば、充実した1日を過ごすのに役立ちます」。(Joan Price, Amazon.com)
『P.M. Yoga for Beginners』
「夜は、活動から静寂への穏やかな移行に最適な時間帯です」――『P.M. Yoga for Beginners』の指導員パトリシア・ウォールデンはそう語る。「ヨガの最大の恩恵のひとつは、深い安息なのです」。この20分間のビデオは、1日の終わりに調和と平穏と活力を得られるよう考慮されている。幕開けはセンタリング・ポーズ。これは感覚を呼び覚まし、落ち着かせるための軽いストレッチだ。次に、緊張を解き放つためのスタンディング・ポーズ。これによって血行を良くし、肺を膨らませ、深呼吸しやすくする。次に、前屈で肉体を鎮め、神経系を和らげる。最後のリストラティブ・ポーズは非常に心地いいもので、眠くなってしまう人もいるかもしれない。ウォールデンは、ポーズの取り方だけでなく、何を感じ取るべきか、どうやって肉体と精神に安らぎを与えるかといったことも教えてくれる。感じのいい、明快な指導だ。ビギナー向きのビデオだが、体の柔らかくない未経験者にとっては楽なレベルではない。したがって、痛みを感じたり不可能と思われるポーズは、あまり無理をして真似しないこと。撮影は砂塵うずまくデス・バレーにて行われた。(Joan Price, Amazon.com)